日刊読むラジオというラジオを書き起こしたサイトがあって、毎朝読んでいます。

テレビにはあまり出ない人が話してるので、知識の幅が広がっておもしろいんですよ。




以下、引用です。

非常に大きな問題に直面しています。具体的には、先生たちのハードワークです。「事務処理の仕事があまりにも増え過ぎてしまって、生徒に向き合う時間がない」。こういう先生たちの声が、非常に強まっています。

※ Taken from 日刊読むラジオ at http://www.yomuradio.com/archives/8277






国や市町村のアンケートやら、校内の報告書だらけで、事務作業がハンパないようです。


子どもと向き合う余裕のない先生達…


子ども達もかわいそうですが、先生達は更にかわいそう。子ども達と触れ合いたい!との思いで先生になったはずなのに…
モチベーションが心配です。





昔話になりますが、

私が小学生の頃は先生にも余裕がありました。


社会科の授業のときに先生が
「電車に乗ったことある人は手を挙げて!」と言ったんです。

たまたまクラスの中で乗ったことがないのは私だけでした。

ど田舎だったので、生活圏の中に駅がなかったのです。だからクラスのみんなも数回乗ったことがある程度だったと思います。



ある日、その先生から「休みの日に電車に乗りに行こう!」と誘われました。

なんだかすごく嬉しかったのを覚えてます。

妹2人も一緒に連れてってもらい、電車に乗りました。また、たまたまSLが走る日だったので、それも見ることができました。


今でも強烈に覚えています。


普段授業の記憶はあんまり残っていません。

でも、先生が私に向き合ってくれて、電車に乗せてくれたことは、20年以上経っても覚えています。




以上の例はかなりレアなケースですが、実際に私が体験した話です。

これは極端だとしても、先生が一人ひとりの生徒とゆっくり話す時間ぐらいは必要でしょう。



先生の事務負担が減って、生徒と向き合う時間が増えるように願っています。



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